防水工事
WATERPROOFING WORK
● WATERPROOFING WORK
防水工事とは、屋上やベランダ、バルコニーなどの雨水にさらされる場所の表面に防水層を作り、建物内部への水の侵入を防ぐ工事のことです。
建物の構造体(鉄筋コンクリートや木材)に水が浸入すると、雨漏りが発生するだけでなく、柱の腐食や鉄骨・鉄筋のサビを引き起こし、建物全体の耐久性が著しく低下します。これを防ぎ、建物の寿命を延ばすことが防水工事の主な目的です。

● 施工工法の種類
当社の防水工事には、大きく分けて以下の4つに分類されます。
| 種類 | 特徴 | 適した場所 | 耐用年数 |
| シート防水 | 塩化ビニールやゴム製のシートを貼り付ける。 均一な厚みが保てる。 |
広い平らな屋上 | 10〜15年 |
| ウレタン塗膜防水 | 液体状のウレタン樹脂を塗布して硬化させます。 複雑な形状の場所でも施工しやすい。 |
ベランダ、小規模な屋上 | 10〜12年 |
| FRP防水 | ガラス繊維強化プラスチックを使用。硬度・耐久性が高く軽量。 | 戸建てのベランダ、バルコニー | 10〜12年 |
| 改質アスファルト防水 | 特殊な樹脂やゴムを加えたアスファルトをシート状にしたものを、 建物の表面に貼り付ける工法です。 |
ビル・マンションの大型屋上 | 10〜20年 |
● 防水工事のサイン
防水工事は10年前後での点検・塗り替えが推奨されます。以下のような症状が出たらメンテナンスのサインです。
| 症状 | 状態 |
| ひび割れ・めくれ | 日光(紫外線)や温度変化で防水膜が劣化している。 |
| 水たまり | 排水口の詰まりや床面の勾配不良ができている。 |
| 苔・雑草の発生 | 水が長期間溜まり水分を含んでいる状態になっている。 |
| 雨漏り・シミ | すでに防水機能が損なわれ、内部に水が達している状態。 |
● SEAT WATERPROOFING WROK
シート防水とは、耐久性・耐候性に優れた高品質な防水シートを貼って施工する防水工法になります。均一の幅・厚みでシート同士を接合し一体化させるので、凹凸がなく丈夫で優れた防水性能を発揮します。
広い面積を一度に防水施工でき下地を選ばないことから、屋上、バルコニー、勾配屋根、プールなど様々な場面で採用されています。
シート防水工事は、非常に施工技術の必要な工事で、シートの接合部や端部の処理の善し悪しが、防水性能を大きく左右します。
当社では、施工スキルを持った熟練の職人が多数在籍しております。

● 施工工法
シート防水の工法は以下の2つの工法があり、施工する場所や予算により変更します。現在の「機械固定工法」が主流です。
| 機械固定工法 | 専用の取り付け金具を等間隔でアンカーで固定し、シートと金具を熱で溶着させます。 施工箇所とシートを完全に密着させないことがポイントで、通気性を確保できることから、すでに漏水が発生している箇所にも施工できます。 |
| 接着工法 | 専用の接着剤を下地とシートに塗り、直接貼り付ける工法です。下地の影響を受けやすい工法になります。 |
● 施工例
● URETHANE WATERPROOFING WROK
ウレタン塗膜防水とは、液状のポリウレタン樹脂を建物表面に塗り重ね、化学反応により硬化させ、耐久性のある防水層が形成され、建物への雨水の侵入を防ぐ防水工事になります。
継ぎ目のないシームレスで美しい防水層を作れることから、マンションの屋上、廊下、ベランダなど様々なところで採用されています。
また、シート防水などで対応できない、架台、基礎、笠木、パラペットなど様々な箇所にも防水できることから、防水工事の中で最も採用されている防水方法になります。

● 施工工法
ウレタン塗膜防水の工法は大きく分けて以下の2つの工法があり、施工する場所や予算により変更します。
| 通気緩衝工法 | 湿気を逃がすシートを敷いてから、シートに塗る工法。脱気筒を設置し、そこから水蒸気を逃がすことができます。 雨漏りに強く、防水層の膨れを防ぎます。屋上などに採用されます。 |
| 密着工法 | 下地に直接ウレタンを塗りつける工法です。ベランダ、廊下などに採用されます。 |
● 施工例
● MODIFIED ASPHALT WATERPROOFING WROK
100年以上もの歴史があり信頼性の高い伝統的な工法『アスファルト防水』。
その従来のアスファルト防水に、特殊な樹脂を混ぜて耐久性と柔軟性を向上させた、最新の防水工法が『改質アスファルト防水』です。
雨風にさらされる場所をしっかりと保護し、建物の寿命を延ばす工法で、大型施設、ビル、マンションなどの屋上に施工されることが多く、また、従来のアスファルト防水改修にも採用されます。

● 施工工法
改質アスファルト防水の工法は大きく分けて以下の3つの工法があり、施工する場所や予算により変更します。
| 機械固定工法 | 防水シートを鋼板やビスで固定し、下地とシートを直接接着させない工法で、下地の影響を受けず湿気を逃がす効果があります。 |
| トーチ工法 | トーチバーナーでシートを炙って、溶融アスファルトを作り、張り付けていく工法です。アスファルト防水の改修に採用されます。 |
| 常温粘着工法 | 裏面に特殊なゴムアスファルトなどの粘着層が付いた防水シートの剥離紙を剥がし、下地にシールのように貼り付ける工法。 火気、煙、強烈な臭い、騒音も発生しない場所を選ばない工法で、様々な改修工事で採用されています。 |
● 施工例